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知っておきたい健診センターで働く保健師の仕事内容

保健師として働くためには、看護師国家資格と保健師国家資格の両方が必須となります。
看護師免許を既に持っているという場合には、1年以上の保健師養成課程を修了するか、大学院の修士課程への進学、または看護大学3年次編入で保健師国家試験を受験することが可能になります。

しかし、看護師免許を持っていない時には、一気に保健師国家試験を受けることはできません。まずは、保健師養成課程がある大学か専門学校に入学し、看護師と保健師の試験に合格する必要があります。たとえ、保健師試験に合格しても、看護師試験が不合格なら保健師免許を取得することはできません。

健診センターで保健師が行うのは、主に受診者への保健指導です。
検査が終わった受診者に対して、結果に基づいたアドバイスなどを行います。将来的に、脳梗塞や心筋梗塞など生命に関する病気を発症する可能性がある受診者には、気を付けたい食事や運動方法などについて説明し、病気の予防医療をします。

また、受診者によっては精神的な不安を抱えている人もいます。
保健師は、1人1人の悩みに対し真摯に向き合い、どのような生活をしていくべきなのかを丁寧に教えることも大切です。
さらに、健診結果など様々なデータをパソコンに入力したり、管理するといった事務作業も保健師の仕事です。事情によっては、医師や看護師のサポートをするといったこともあります。

健診センターで働く保健師の仕事は、単に受診者への指導やアドバイスだけではなく多岐に渡ります。